風俗にはまった男のひとりごと |
- 91: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/15(月) 18:30
- つづき
「まずは麻酔注射を行います。少しチクッとしますよ。
我慢してくださいね。」
「はい・・・」
(そのチクッが嫌なんだよ。43歳の大の大人が
言う台詞じゃないが、勘弁してくれ!!)
「痛っ!!」
(あっ、マジ痛て!!そりゃあそうだわな。
神経が集中している大事な部分に
曲がりなりにも注射器の針を打とう
としているんだから・・・ああ、恐い。)
「ああ、すみません、痛かったですかぁ?
もう少し我慢してくださいねぇ・・・」
「はい。」
(てめえ、弄んでいるんじゃねえぞ。まったくこれじゃあ、
まるで子供扱いだよ。
ううっ、麻酔薬が注入されているのが感覚で
わかるぞ。ああ、入ってくる、入ってくる。)
「はい、済みました。あとは麻酔がきくまで少し待ちましょう。」
そういうと、医者はあろうことか、俺のチ○ポを持ち、揺らし始めた・・・
おい、おい、いくら男でもそんな妙な動きさせたら勃っちまうよ。
止めてくれよ・・・泣きたくなる気分だ。
何か気持ちいいじゃねえか・・・うわあ止めてくれーーーーーっ。
つづく
- 92: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/15(月) 18:44
- つづき
(次第に大きくなってきている・・・あれっ、でも感覚が鈍いぞ。
そうか、麻酔が効き始めているんだな。ああ、よかった。これで
勃起しちまったら目もあてられないぜ・・・だんだん感覚が
なくなっていく。)
「大王さん、今、ピンセットでつまみますね。
痛かったら言ってください。」
「はい・・・」
(ピンセットでつまむだぁ?痛いにきまってんじゃねえか!!
ふざけんな!!ん?でも、何も感じねぇ???」
「どうですか?」
「何も感じませんね。」
「これはどうですか?」
「いや、わかりません。」
(どうなっちまったんだ、俺のチ○ポ???)
「もう大丈夫そうですね。」
「はぁ・・・」
(よくわかんねえよ。)
「じゃ、手術にはいります。」
つづく
- 93: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/15(月) 18:51
- つづき
いきなりかよ!!
アイマスクに隠された状態では何が何だかわからない。
ただ、とてつもなく恐ろしい機械らしきものが近づいてくるのが
何となくわかる。そう、それがレーザーメスだ。
カシャン、カシャン、ゴー、ゴー
ピィー、ピィー、カシャン、カシャン、ゴー、ゴー・・・
何となくアソコが暖かい感じがする。
俺は額から脂汗が出るのを感じた。
手に汗をかき、目一杯こぶしを握りしめ、震えているのが
わかった。そう、恐いのだ・・・目に見えない恐怖だった。
ジジジ・・・
(うわっ、何だこの臭い・・・肉だ、焦げた肉の臭いだ。
本当に焼かれているのか?でも、痛みは感じない?
だから余計に恐い。緊張感が走る。多分アドレナリンは
出っ放しだろう・・・)
カシャン、カシャン、ゴー、ゴー・・・
レーザーメスはたぶん面白いように俺の
ぺ○スを切り刻んでいるんだろう。
身体が震える。俺が怯えている。
(ナナ、今の俺の惨めな姿をおまえに見せてやりたいぜ。
こんなに弱っている俺を笑ってくれよ。)
つづくつづく
- 94: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/15(月) 18:59
- つづき
「痛っ!!!!」
急に針で刺されたような痛みが生じた。
「大丈夫ですか?」
「は、はい。ちょっとチクッとしまして・・・」
「すみません、少し亀頭の裏側の大きな腫瘍を
集中して焼こうとしたんですが・・・亀頭の中でも一番
神経が過敏なところですからね。」
「麻酔しても痛いんですか・・・」
「まあ、完全とは言えませんから。痛かったり、熱かったり
感じたらおっしゃってください。」
カシャン、ゴー、ゴー、カシャン、カシャン、ピィー
その後も手術は10分程度続いた。
最後の最後まで気が抜けなかった・・・
ピィシュー、カシャン、ピィー・・・・・・・・・
「はい、今日はここまでにしましょう。」
「大丈夫ですか?」
「はい。」(大丈夫じゃねーよ。)
「起き上がれますか?」
「はい。」
「じゃあ、アイマスクを取って・・・」
つづく
- 95: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/15(月) 19:08
- つづき
そこには饐えた臭いのする見るも無残な
俺のチ○ポがあった・・・
血だらけになり、だらんと垂れた息子は
もう息絶え絶えの状態。
亀頭や陰茎体には見るも無残な黒焦げの痕。
確かに疣は削られていた。
幸いなことに感覚はなかったが、気持ち悪くなった。
(こんな目にあわなければならなかったのか・・・)
「どうですか、こんな感じで焼くんですよ。今は酷い
状態ですが、時間が経てば、きれいに治ります。
それは信じてください。
でも、疣の数が多すぎます。これで約2/3を
焼いたつもりです。ほら、この亀頭の裏側は
殆ど焼けません。まだ大きな瘤みたいに
なってるでしょう。これは時間かかりますよ。
それと、1ヶ月くらいで、また再発します。
とにかく毎月一度、手術に来てください。
頑張りましょう・・・」
(眩暈がする。こんな酷い目にあと5〜6回も来るのか・・・)
つづく
- 96: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/15(月) 19:20
- つづき
俺のチ○ポは麻酔液が陰茎に残り、まるで
ツチノコのように膨れ上がっている。
そして助手の男に優しく包帯を巻かれる。
43歳の息子は重症だ。包帯に全体を巻かれ、
亀頭の先っぽだけが出ている。
時間が経つにつれ、痛みが増している。
「2〜3日は痛みがあります。痛み止めと化膿薬を出して
おきます。あと、3日目からはシャワーも大丈夫です。
オナニーは1週間後には出来ます。」
「本当にありがとうございました。本当にすごい技術ですね。
助かりました。」
(俺のせめてものお世辞だ・・・)
「いえいえ、とにかく頑張りましょう。」
「お会計、300,000円と、診察代5,000円頂きます。」
「はい。」
(300,000円の代償、一生忘れないぜ、ナナ。)
そして俺はナナと初めて出会った時のことを思い出していた・・・
その1 完。
その2 〜もう一つの病院〜
「大王は最初、泌尿器科、皮膚科の一般病院へ行って
恥をかいていた」
お楽しみに・・・
- 97: 名前:へいた投稿日:2004/11/16(火) 00:06
- いやぁ風俗大王さん始めから読ませて頂きましたが、自分と重なる部分もあり楽しく読ませて頂いていたのですが、今回のに関しては痛々しくて寒気がしました。余りある代償をもらってしまったみたいでひとごとではないくらい自分に置き換えて読ませてもらいました。次も楽しみ?にしています。
- 98: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/16(火) 15:05
- 読んで頂いている皆様へ
今回の話は性病のお話ではありません。
あくまでも風俗嬢への恋愛がテーマです。
お見苦しい話がもう少し続きますが、
このエピソードもストーリーには必要な
部分と思っています。(大王:談)
その2 〜もう一つの病院〜
今年の夏ごろだっただろうか・・・
(何かチ○ポが痒いな・・・おかしいな・・・)
しげしげと息子を見てみると、亀頭の周りの
皮が少し赤くなっていた。
でも、特に心配することはないと思い、
しばらくほおっておいた。
※ここで、大王は皆さんにカミングアウトする。
大王のチ○ポは「仮性包茎」である。
(ひゃー、恥ずかしい!!)
でも、必要な時にはちゃんと剥けたバナナになる
ので、問題なし。
で、話を戻すと・・・
しかし、一向にその痒みは止まらない。
しまいには白く濁ったカス(恥垢ではない)が出てくる始末。
毎日清潔にしていれば治るだろうと
思った矢先・・・
つづく
- 99: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/16(火) 15:24
- つづき
(うわっ、何だこれ?生まれて初めて見る光景・・・
亀頭にデキモノがある???)
「何じゃこりゃ!!」
よく見ると赤くなっていた亀頭の周りの皮にも
小さな疣が・・・
慌ててインターネットで性病のサイトを検索する。
クラミジア・・・淋病・・・梅毒・・・えーと・・・
「尖圭コンジローム!!」これだ!!(写真もある)
何てグロテスク・・・眩暈がした・・・まじかよぉ〜
ナナか!!あいつ・・・
あいつしかいないよなぁ・・・くそっ。
忘れようと思ったことが鮮明に思い出される。
ナナ・・・本名○坂▲生。24歳。静岡出身。
今年の6月まで俺と関係があった風俗嬢。
いや、デリヘル嬢と言ったほうが正しいか・・・
これはおまえの怨念か・・・いや、恨んでいたのは
おれのほうかもしれないが。
後々この話は過去に戻りつつ、大きな波乱を生む
ストーリーを展開することになる・・・
とにかく医者に行くしかないな・・・
では、何処の科に行くべきか???
「秘尿科」だろう?いや、「皮膚科」か?
散々迷った挙句、結局、総合病院へ行くこととした。
つづく
- 100: 名前:(^O^)/投稿日:2004/11/16(火) 17:33
- 100ゲット
- 101: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/16(火) 19:50
- つづき
そう、成形病院に行く前に実は大王は一度、
病院に行っていたのだ。
だが、そこに待ち受けていたのは軽蔑と嘲笑
だけだった。
某総合病院の前。
ちょうど仕事中に抜け出して行ったので、
当時はまさにサラリーマンの典型スタイル。
受付で「性病の疑いがあるので・・・」
と言ったところ、受付の若い女は困ったような
顔をして「ちょっとお待ちください」と
奥に消えていった。
そして少し恥ずかしそうに笑いを含みながら
「たぶん、泌尿器科だと思います・・・」
と言ってきた。
さっそく行って見ると、50代と思われる男性の医者が
「なんだ、何処で遊んで移されたんだ!!」
とでかい声で怒鳴りつけてきた。
後ろで若い看護婦がくすくす笑っている。
つづく
- 102: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/16(火) 19:56
- つづき
まさに晒し者である。
「まー、とりあえず見せてみろ。」
(横柄な診察である。)
「何だ、チンカスが溜まってるな。ちゃんと風呂は行っているか!!」
(それはカスじゃねーっうの!!)
「うーん、よくわけんねーけど、たぶんコンジロームじゃねえか。
風俗行ったんだろ?」
「ええ、まあ。」
「心当たりあんのか?」
「ええ」
「うーん、こりゃあ皮膚科だな。××さん、皮膚科に行って
コンジローム移された患者がいるって行ってこいや。」
(それ以上言うな!!周りの看護婦がげらげら笑っている
じゃねえか!!)
そんなこんなで、今度は皮膚科へたらい回し。
で、皮膚科では・・・
(うわっ、勘弁してくれ!!女医かよ!?)
「どうされました?」
「あ、あのう、どうやら性病にかかってしまったみたいで・・・
その、あそこにデキモノがあるんです・・・」
(しっかりしろ!!)
「そうですか、じゃあちょっと診せて貰っていいですか?」
(くーっ、恥ずかしいったらありゃしない!!先生、美人だし・・・
冷や汗かくぜ!!でも、ほんのちょっぴりうれしかったりして???)
つづく
- 103: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/16(火) 20:34
- つづき
検査用のゴム手袋をはめてはいるが、白衣の美人女医先生
は珍しそうに俺のチ○ポをつまむ・・・Oh!!
「あーっ、これは大変ですねぇ・・・痛くありませんか?」
「は、はい。大丈夫です。」
(やべえ、先生の顔がアソコに近づく・・・マスクはしてるけど、
その潤んだ瞳が・・・)
「あら、裏側にも大きな腫瘍が出来てますね。うーん・・・」
(先生の声もたまんないっす、それにそれ以上つままれると
勃ちそう・・・やばいっす・・・)
「やはり尖圭コンジロームでしょうね。本当はレーザーメスが
あればいいですが、この病院では設備がないんですよ。
ですから、ドライアイス(本当は専門的用語がある)
で焼きましょう。」
「えっ?痛いんですか、それ?」
「ふふっ、大丈夫ですよ。ちょっと冷たいですけどね。」
「よろしくお願いします。」
(先生、笑顔がいいじゃないですかぁ〜)
つづく
- 104: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/16(火) 20:46
- つづき
シルバーの器から針のようなものを出すと、
そこには白い煙が出ていた。
たぶん尖端にドライアイスがついているのだろう・・・
「はーい、じっとしていてくださいねぇ。」
(心の中で「はーい」なんてね。)
「冷たいですかぁ?」
「いえいえ」
(ひやっとする)
「これは時間かかりますよぉ。毎週通えますか?」
「はい」
(そりゃあ先生がしてくれるなら・・・)
「ただね、私は今日は臨時なんですよ。これからは
別の男の先生が担当しますからね。ちゃんと診察結果は
報告して、引継ぎしておきますから。」
「はい」(えっ、先生じゃないの?はぁ〜)
全く何の為の診察だか?
そしてその日以来、その病院には行くことはなかった。
病状はますます悪くなり、やがて成形外科へ行くことに
なったのである・・・大王の馬鹿!!
次回は・・・
第二章「ナナと言う名のデリヘル嬢」
その1 〜出会い〜
「大王は人生に疲れていた。そんな時、心の隙間に
入ってきた一人の女・・・ナナ。狂喜の夜が始まった・・・」
お楽しみに。
- 105: 名前:無法者投稿日:2004/11/16(火) 23:02
- 尖圭コンジロームて名前と症状は知ってましたが、そんなにしつこくて治療が大変な病気とは知りませんでした。
あわてて検索して調べたら、結構怖いじゃないですか!大王さん大変でしたね!しかしその医者ひどすぎ。ぼろくそに言ったその患者に、あんた飯食わせてもろとるんやろ!と言いたい!
- 106: 名前:ぐれいとかぶき投稿日:2004/11/17(水) 14:25
- 俺も読んでて怖くなってきました。ガクガクブルブル。もう風俗遊び止めようかな、なんてね。
- 107: 名前:散歩人投稿日:2004/11/18(木) 08:15
- はじめまして。
コンジやヘルペスは一度罹患すると完治は難しく、抵抗力が落ちた時や疲れが溜まった時に再発するらしい‥。しかも、此等のSTD(特に淋病やクラミジア)に感染しているとHIVに感染する危険が格段に高くなる(フェラチオやスマタだけでもうつる時はある)ので気を付けましょうや。
現在、HIVの感染者増加率は関東を追い抜いて、近畿地方が一番高いらしいですね。
- 108: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/18(木) 11:55
- 色々とご心配頂きましてありがとうございます。
ちょっとブレイクタイムをとらせて頂きます。
まあ、うつされてしまったものは仕方がないですからね。
ただ、治らないと風俗に行けないのが今は一番辛いですね。(笑)
でも大王は常に「チャレンジャー」でありたいと思っています。
性病が恐かったら風俗遊びはできません。
反省は大いにしてますけど・・・(苦笑)
また、これからもどんどん書きつづけますので、お付き合いくださいね。
次回からは本来のテーマに近づいた内容ですから期待して
いてください。Hシーンも満載!!
ではでは。
- 109: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/19(金) 20:15
- 第二章「ナナと言う名のデリヘル嬢」
その1 〜出会い〜
俺はLARKの箱からタバコを取り出し、
シルバーのジッポーで火をつけた・・・
(このライターはあいつから貰ったんだよな。
ヘビースモーカーで、いつもこのLARK吸ってたよな・・・)
タバコを燻らしながら、あの1年前の出来事を思い出していた・・・
東京のKホテル7階、705号室。
シングルだがデラックスにしたので、結構広い。
俺はその部屋に一人でいた。忘れもしない
平成15年9月12日(金)の夜だった・・・
当時、俺は何もかもうまくいかない日々が続いていた。
仕事のことも、社内の人間関係も、上司との仲も、
夫婦間(当時結婚していた大王)も、親族関係においても、
とにかく全てにおいて排他的な状況の仲で虚脱感、
虚無感をミックスした状態になっていた。
そして知らず知らず時という逃れられない「老い」の恐怖が
自分を追い込む。
また一時、雑誌等で話題になったミッド・ライフ・クライシス
(中高年の思春期)と呼ばれる症状にもはまっていた・・・
全て投げ出したくなる気分の中、今日、家に戻らず、
俺はこのホテルに逃げ込んだんだ。
つづく
- 110: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/19(金) 20:18
- つづき
「どうしようもないな・・・」
ホテルの窓から外を眺めながらつぶやく・・・
何かか吹っ切れないもやもや感がある。
(今は単純に女の肌が恋しい・・・女房の身体にも
うんざりしていた俺はしばらく若い女の肌に飢えていた
のかもしれない。ホテルならデリヘルが利用できるな・・・よし。)
虚脱感はあっても、性欲がなくなることはない。
常時携帯しているノートパソコンでデリヘル店を検索する。
まずは地域で検索、そして値段・・・安いところは当たり
外れがあるから要注意と・・・まあ1時間1万5000円以上
のところだな・・・うーん・・・うん、この近くでは5件ほど
よさようなところがあるな・・・)
自暴自棄になっても風俗に関しては手が抜けないのが大王である。
1件1件慎重にHPをチェックする。
(おっ、ここはちゃんと女の子のプロフィールがしっかりと
出来ているな、うんサイトの作りもいい。○×▲□倶楽部か・・・(仮名)
うーん、どの娘もいいなぁ・・・どうするかなぁ・・・
よし、ここは店のお任せにしてみるか!!)
つづく
- 111: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/19(金) 20:21
- つづき
さっそく携帯電話で連絡をする。
時間は既に23:00を回ろうとしていた・・・
トゥルルルル・・・「はい、お電話ありがとうございます。
○×▲□倶楽部でございます。」
「あのー、インターネットで拝見したんですが・・・」
「はい、ありがとうございます。当店のご利用は初めてですか?」
「あ、はい。」
「ご希望の女の子はいますか?」
「いや、そちらにお任せします。」
「わかりました。それではお好みのタイプを教えていただけますか?」
「そうですね、癒し系で、おっぱいが大きくて、
25歳くらいの女の子がいいんですけど・・・」
「そうですか、うーん、今ですねぇ、ちょっと女の子が
殆ど出てしまって、今は新人の19歳のギャル系の
女の子がいるんですが、どうですか?若くてかわいいですよ。
お勧めします。」
「いや、俺も歳なんで、もう少し年上の女の子がいいんですよ。」
「わかりました。それでは、少々お時間いただけますか?
折り返しこちらからお電話します。お名前と
電話番号を頂戴してよろしいでしょうか?」
「・・・です。はい。お待ちしています。」
電話が切れた・・・
つづく
- 112: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/19(金) 20:23
- つづき
(なんだよ、出勤簿みたら結構出勤している女が
一杯いるのに殆ど出はらっているって?
利用する客に良く見せる為に架空出勤にしているんじゃねーの?
むかつくなー!!)
あまり気分が良くない上、ますますイライラしてきた。
そして約20分後・・・携帯が鳴った。
「はい?」
「先ほどお電話頂きました○×▲□倶楽部でございます。
大王さまでございますか?」
「そうですが・・・」
「ええ、今、24歳のナナさんという女の子が戻ってまいりまして、
いかがでしょうか。うちの店でも人気がある女の子でして、
すごく優しくて癒し系ですよ。」
(本当かよ?でも、まっいいか。)
「ああ、わかったよ。その女の子でいいよ。」
「ありがとうございます。それではこれから女の子を
お届けにあがりますので、あと30分少々お時間いただけますでしょうか?」
「わかった。」
「ホテルの近くに着きましたらまた、ご連絡差し上げますので・・・
あ、それとお客様、当店のサービスについて・・・」
「いいよ、わかってるから。要はヘルスサービス、本番なしってやつだろ?」
「はい、ありがとうございます。それでは、到着次第、
またご連絡させていただきます。」
つづく
- 113: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/19(金) 20:25
- つづき
さっきのイライラ感はなくなっていた。それよりもむしろ気持ちが
昂揚していた。
久々のドキドキ感だ。
利用した人なら誰でも味わうこの気持ち・・・どんな女の子が来るんだろう?
とりあえず俺はさっきのサイトで女の子の写真をチェックした。
「ナナ」24歳。癒し系の女王。
“新人のナナです。ナナをよろしくぅ。”
身長162センチ、体重ヒ・ミ・ツ
B86(Cカップ)−W60−H90
(まあ悪くないんじゃねえの?)
写真を見るとまあ普通かなぁって感じだった。
髪はセミロング。で、ちょっと茶髪。
唇は集め。(ちょっとドナルドダック系だった。)
ぽっちゃり気味だが、太っているわけではない。
特技:フェラ
でも、来てみないとわからないしな・・・
そう思って冷静になっても期待感は拭えなかった。
ピピピピピ・・・
携帯が鳴る。
つづく
- 114: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/19(金) 20:27
- つづき
心臓が高鳴る。「はい、大王です。」
「はーい、大王様ですか?お待たせしました
○×▲□倶楽部の者です。只今、ホテルの前に到着しました。
今から女の子を行かせますので、部屋番号を教えていただけますか?」
「705です。」
「はい、ありがとうございます。では、くれぐれも女の子が
嫌がる行為並びに本番等は禁止されていますので、
よろしくお願いいたします。あと、お時間や料金については
女の子から聞いてください。」
「はい、わかりました。」
興奮してきた、さっきまでの焦燥感は何処へいったんだ?
待ちきれなくてドアののぞき窓に目をやった。
1分,2分、3分・・・まだ来ないな・・・
あっ、人影が近づく・・・たぶんあの女の子がそうだな・・・
何かあたりを見回している・・・
来る、来る、来る・・・
ピンポーン・・・
慌てて鍵を開ける。
「こんばはー、ナナでーす。」
(あっ、写真と違う。ブスじゃん・・・)
時が一瞬止まった。
その1 〜出会い〜 完。
- 115: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/19(金) 20:37
- 彼女(ナナ)との出会いは本当によく覚えています。
思い出すことが多すぎて、これからの展開が
大変です。
でも、その中で自分の心がどう変化し、
駄目になっていくのか、落ちていくのかが
わかっていきます。
人間は、いや大王はこんなに愚かだったのか、
醜くかったのか、恐かったのか、そんな部分が
どんどん見えてきます。
この話は風俗嬢への恋愛ストーリーではありますが、
一つ間違えば、奈落の底に落ちていく人間の愚かさを
描く最低のストーリーにもなりえます。
前置きが長すぎますが、今後の展開もご注目!!
ではでは。
- 116: 名前:山本帽子店投稿日:2004/11/21(日) 00:02
- 大王さん、全部読ませてもらってます。 「ブスじゃん」からどんな心の変化があるのか全く読めませんが、続きを楽しみにしてます☆
- 117: 名前:大王さんよ投稿日:2004/11/21(日) 01:37
- あんた新米ホストスレのマサオちゃうん? ヤバいな
- 118: 名前:風俗大王投稿日:2004/11/23(火) 03:42
- 大王はこの世に私一人。
新米ホストスレのマサオ?
全くの勘違いですよ。(笑)
よろしく。
いきなりコラムへ変更されてしまいましたが、
管理人さん、何か意図がおありで?
長くなりそうだからかなぁ?
レスが900台のものがありましたので、
1000目指して頑張ろうかな?
書き続ければあっという間ですけど・・・
さーて、本題に入らないとね。
もーちょっと時間ください。
ではでは。
- 119: 名前:ZOOMAN投稿日:2004/11/23(火) 15:25
- 大王様、最初から全て読ませて頂きました。感動しました。最高です。今後に期待させていただきたいと思います。頑張ってください。
- 120: 名前:↑投稿日:2004/11/24(水) 19:46
- おもしろいですね。
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