「五条楽園って」其の参 |
- 130: 名前:K3投稿日:2003/02/21(金) 19:54
- 「粋」の話が少し前にありましたが、これは日本人特有な感性なのでしょうか。
ブロンドの女性からは感じませんね。
リバーさんからのご要請もあり、文化比較(?)のため海外の遊郭(?)を紹介しましょう。
私の海外経験はヨーロッパ諸国、USA、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドで残念ながらアジアには行ったことはありません。
海外で遊ぶ時はやはり病気が怖いので公認のところ(日本流に言えば遊郭)にしか行きません。
有名なのはアムステルダムの「飾り窓」ですが、私はもっぱらドイツのフランクフルトです。
フランクフルトの色街は中央駅(Hauptbahnhof)からの目抜き通りの駅に近いところにあります。
京都駅で言えば、近鉄位の位置です。それも夜は堂々とネオンが輝き、お店がひしめき合っています。
それだけでもカルチャーショックです。ほんとに「あっけらかん」としています。
恥ずかしがっている暇などないという感じです。
本やビデオ、小道具を売っているポルノショップはもちろん映画館、「娼婦の館」などがあります。
面白いと思った店を紹介しましょう。
@女性を鑑賞するお店(何と呼んでいたかは忘れました)
回転台の周りにびっしりと小部屋が並び、台の上に乗った素裸の女性を鑑賞するシステムの店です。
部屋と回転台の間にはカーテンが掛かっており、1マルクコインを投入するとカーテンが30秒程上がるのです。女性は色々な挑発的ポーズをとるため、ついつい何マルクも注ぎ込むことになります。
後で聞いたところでは、台上の女性は北欧の女性が選ばれているそうです。何人か見ましたがほんとに色白で(掛け値なしで透ける位白い)の肌で、ヘアは上下とも金髪、色素沈着など全くなくピンクというよりピンクっぽい白さとでも言いましょうか… 形も綺麗で台上の女性はむしろ「よく見て」と誇らしげでした。
A「娼婦の館」−1
手ごろな価格の女性がお相手してくれる館(ビル)です。
階段が中央にありビルの窓際に女性のお仕事部屋がずらっと並んでいます。
ドアが閉まっているのはお仕事中です。お客さんを待っている女性はドアを開けて、部屋の前に立って微笑んでいるという訳です。
部屋はケバく、ベッドが真中にドンと置いてあるだけです。これもビジネスライクですね。
B「娼婦の館」−2
アラブの王族も行くという高級店。値段は日本のソープ並みです。
広い庭がある正に「館」でした。表から半地下の入り口に入っていくとカウンターバーがあり、中で女性たちが水着姿でドリンクを作ってくれます。
その中からお気に入りを見つけて別室に行く訳です。途中には広間があり噴水なども設えられていて作りも豪華なものでした。
部屋も落ち着いた色調でゆったりとしたスペースでした。
ある時、お相手してくれたドイツ人の女性は愛くるしく日本人好みでした。日本人や韓国人のお客さんも多いそうなので、そんなタイプの女性がいるのでしょう。
この女性には感動しました。自分も満足しようとすごく努力するのです。お客さんが満足したらそれまで、というプロ女性が多いのに一緒になって極めようとしてくれたのです。終わってみればお互い、体中に汗が滴る有様でした。私はHについては晩熟でしたが、こんなに熱中したのは初めてで、開眼した思いになったものです。この時、30代の後半でした。
いずれにしても「粋」とは縁遠いでしょ。文化の違いかなぁ
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