河原町で声掛けたときに
レス範囲 30 mode
■板へ戻る
▼下へ
30 ) ↑
[2006/08/29(火) 00:22]
ある日、彼の髪が短くなり、顔がすっきりしていた。
街のウワサでは、保健所に連行され、手入れをしてもらったとか・・・
「本当は金持ちなんやで。」
「1億くらい貯金あるらしいで」
「富を手にした彼が選んだ、究極の人生」
などと、色んなウワサも飛び交った。
もちろん、当時は、真相は誰も知らなかった。
彼のねぐらは、鴨川にかかる「三条大橋」の下らしい。
ダンボール(?)の家で暮らしているという。
子供の頃から、河原町に行くと必ず彼に出会う。
私達にとって、河原町のシンボルは、高島屋でも阪急でもなかった。
彼を見かけると、「河原町」を実感した。
映画を見ても、デートをしても、必ず「河原町」の話しの最後に登場する。
「見た?」
彼の事を知らない京都人はいない。
それぞれ河原町に行く目的は違っても、常に「河原町」を語る時、共通の話題となる。
彼の事を京都人はこう呼んだ。
「河原町のジュリー」>>続く

■板へ戻る
 ▲上へ

管理者:KFJ
KoMaDo-1.5a